フリーランスのエンジニアとして働く場合、仕事のスケジュールや体調管理といったことや営業や交渉、経理などのエンジニアのスキルと関係のない業務もすべて一人で行う必要があります。そして、その中でも自身の体調管理が一番疎かになりがちなのです。

安定してフリーランスのエンジニアとして働き続けるためにも体調管理は非常に重要です。そして体調管理の肝となるのはスケジュール管理なのです。スケジュール管理をしっかりと行うことで無理のない働き方が実現できます。いつまでに何の仕事を終わらせないといけないのか、そしてそれを達成するためには今日は何をどこまでやればいいのか、以上の点を明確にすることがスケジュール管理であり、無理のない働き方につながるのです。

スケジュール管理において大切なことは、納期までを逆算したタスク設定です。単純な話、全体の仕事量が100だとしたら納期までの日数分で割ることで、一日にこなさなければならない仕事量を割り出すことができます。これだけで今日は何をどこまでやればいいのかの目安ができます。

ただし、納期まで逆算してスケジュールを決める際には注意が必要です。例えば納期が30日後だとした場合、仕事の進捗を30分割してスケジュールに落とし込んでしまうと、一カ月間休みなしで働くスケジュールになってしまいます。そのため、休日や予備日の日数分を差し引いた日数で逆算するようにしましょう。特に、休日の設定は大切です。メリハリのある働き方を実現するためにも意識して休日を入れるようにしましょう。